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2月, 2023の投稿を表示しています

鎌倉大仏  Great Buddha of Kamakura Japan

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 おととい(2023・2・21)、鎌倉の大仏さんを見てきました。 見て来るなんて言い方、不遜? だってお釈迦様だから、信仰しなければね。 おととい、鎌倉の大仏さんを拝んでまいりました、とね。 与謝野晶子の短歌「鎌倉や 御仏なれど釈迦牟尼は 美男におわす 夏木立かな」 この歌のとおり、大仏様のお顔は本当に美しいと思いました。 私の写真より、実物の方がずっとずっと美しいのですよ。 ふくよかで大らかで、優しくて、衆生の悩みをすべて包み込んでくれるような度量を感じま した。 1260年ころ造立されたらしいので、以来800年近く、風雨に耐えて人々の悩みを聞いて下さ ったとは、奇跡みたいです。 高さ13.4m 重量121t も、ある物を、当時の技術でどうやって作ったのでしょうか? 人智の凄さをつくづくと感じました。 The day before yesterday, I visited the Great Buddha in Kamakura. As per Akiko Yosano's Tanka, I really thought the Great Buddha was a beautiful man. Tanka=31-mora Japanese poem It is much more beautiful in person than in my pictures. コロナでなければ、大仏様の体内にまで入ることができたのに、コロナのために入れなくて 残念でした。   

掌編小説 「ノストラダムスの予言」

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                     「ノストラダムスの予言」  1999 年 7 月、夏休みの前日、後ろの席の智 子が、真理子の背中をつついた。 真理子は、 英語の加藤先生が板書しているのを見計ら って、振り向いた。 智子は白い紙切れを、 差し出した。真理子は素早く受け取った。 「ノストラダムスの予言の 7 月が終わろう としているが、まだ安心はできない。もしも 30 日まで何も起こらなかったら 31 日が危な い。その日は裏山の洞窟にこもって一緒に最 期を迎えよう。賛同するものは山の下の神社 に午後 6 時に集まれ。その際、最後の晩餐に 饗するものを各自用意してくること。浩二」  真理子のクラスでは、誰が言い出したとも なく、地球はノストラダムスの予言通りに 7 月中に滅びるという噂が流れていた。それを 笑い飛ばすものもいたが、真剣に青ざめて信 じるものもいた。  真理子は信じない派に属していた。 500 年 前に生きたノストラダムスから見れば、 1999 年は想像もできないくらい遠い未来であった かもしれない。現に真理子にしても、西暦 2500 年の世界を想像してみろと言われたら、地球 が生み出す食料が、増大化した人類の胃袋を 賄いきれず、殺し合いが起こって人類が絶滅 していると想像するかもしれない。 しかし 1999 年の現時点から 500 年前の日本を考えてみる と、室町時代である。 日本ではあまり変わり ない庶民の生活が 500 年後の今でも綿々と続 いている。 とすると、地球はまだまだ続いて いくと思うのだった。  浩二はその考えは方向違いだと言った。  地 球の終わりは突然に空から降ってくるのだ、 と主張した。  例 えば、超巨大な隕石が地球と 衝突して、地球が一瞬にして燃え上がり、地 球そのものがなくなるのだと言った。  クラスの中で武夫が浩二の考えに同調した。  智子は武夫に憧れていたので武夫の言うこと を信じておび えていた。 智子の好きな清は半 信半疑ながら智子に従って心底予言を信じて いるふりをした。 清を心の中で熱愛していた 花江は、清が言うことは正しいと思い込み、 心底ノストラダムス の予言を信じ 切っていて、 勉強も手につかないぐらい怖がっていた。  真理子は、信じてなかったけれど、皆の 様子を見たいと、洞窟に行くことにした。

タコスが食べたい のに なぜか インド料理

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  昨日のこと、娘が「タコスが食べたい、それもシェルの固いタコスが食べたい」と言い出し た。「ええ?柔らかいシェルがあるの?」と聞く私。「ほとんどの店がやわらかい」と言う 娘。じゃあ、ネットで探そう。やっと見つけた。藤沢市内の店。渋谷まで行けばあるのは分 かっているらしいけど、そんな遠くまではいけない。 昨日は風がびゅうびゅう吹いて寒かった。 「やっているかどうか、電話をかけた方がいいよ」という私。「いや、営業中と出てる」と電話は面倒くさいらしい。 いざ、私はバスで娘は自転車で。目的の店についてみると、クローズ。 だから電話かければよかったのに。 いや、今日は営業中と出ていた。定休日でもないのに。 そんなこと言ってても始まらない。 風はぴゅうぴゅう寒い寒い。 この辺に何かある?あそこにトルコ料理、向こうにインド料理があるよ。 うーん、 トルコ料理好きだけど、ケバブを食べてお腹が痛くなったことがある娘。 じゃあ、インド料理にしよう。 インド料理と言ってもほとんどネパール人がやってるんだわ、という娘。 ネパールカレーよりもインドカレーが好きらしい。 100号もあるかと思う風景画が壁にかかっている。 聞けば両方ともネパールの景色。 やっぱりな。 食堂でると木枯らしぴゅうぴゅう。 バスはなかなか来ない。 未練のタコス。 今日材料買ってきた。 さて、私の前歯は大丈夫か?

鎧塚俊彦とミスタードーナツのコラボ ガトーショコラ 食べてきました

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Mr.Donut and Patissier Yoroizuka have collaborated to create a new product. 鎧塚パティシエとミスド―とのコラボドーナツ・ガトーショコラ 年取ったとてこんな不細工な食べ方はアウト! いつもなんでもお一人様なので、気を許しすぎ! 実は私はパティシエ鎧塚のファンです。 なぜファンになったのかというと、川島なお美と結婚されたからです。 そして川島なお美が亡くなった後も、その優しいお人柄が感じられるからです。 川島なお美の女優としてまっすぐ真剣に生きられた姿が、心に残り、若くして亡くなられただけにおしいなあと思われるのです。 鎧塚氏の川島なお美をしのぶ心は心として、もちろん再婚されて幸せになってほしいと思います。 吉祥寺に住んでいた時は、わざわざ、東京ミッドタウンに鎧塚氏のケーキを買いに行ったものでした。 今は近くのミスドーに。 ガトーショコラおいしかったです。 他のもこれからちょくちょく行って食べましょう。 私が鎧塚氏のフアンだと言っているので、郷里四国の従妹が、コラボやってるよって わざわざラインで教えてくれました。 <ひやかされているのかなあ。> 小田原にも何かカフェみたいなのがあるらしいので、藤沢から近いから行ってみることもできるなあ。 ただし膝が痛いので、どうかなあ。 ご老人の皆さん、ちょっとでも若いうちに、先延ばしにせず、行きたいところに行ってくださいね。私のように3000歩歩くのもおぼつかなくなると、どうしょうもないからね。  

遊行寺の節分会に行ってきました 2023/2/3

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(2023.2.3 撮影) かの有名な一遍上人開祖の遊行寺の豆まきに行ってきました。 実は生まれて初めて寺院の豆まきに行ったのです。 今まではテレビで見るだけでした。 あんな凄い生存競争の激しい行事に参加するのは危険と、腰が引けていました。 ですが今年はこの年で行ってみようと思ったのです。 写真やビデオを取りたかったから。 群衆から離れたところで撮れば危なくないと思ったのかしら? ともかく午後の部3時に遊行寺に着きました。 人はそんなに多くなく、拍子外れ。 でも、中央は避けてわきの方に立ってました。それも、後ろの方。 今か今かと待っていたのですが豆まきはなかなか始まらなく、始まったのは3時45分くらいでした。左膝が痛くて歩くのにも不自由なのに、なんか寒空で45分も立っていられたのには自分でも驚き。 いざ始まって、なんと自分の目の前に落ちてきたのが一つ拾えました。どんくさい自分が一つとれたとは!転びもせず、怪我もせず。 ここの豆まきは生存競争が激しくないのだと思いました。 隣の若い奥様が、3つも分けてくれました。そして、年寄子供は危ないからと大銀杏の下で特別配っているのももらいまして、合計8袋ゲット。 夜、それで「鬼は外、福は内」をやりました。  

抜歯 85歳の歯 

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2023/2/3撮影                 左半分前歯のない私  振り返れば去年の6月、左の上歯茎が腫れてきてた。指で押したら痛かった。ちょうど別の虫歯の治療に通っていたので、その歯医者さんに歯茎のお掃除をしてもらいたいと言ったのだけれど、私の上の歯が、自分の前歯2本を中心に左3本右3本つながってガチッと入れられているので、それを外すのは大ごとになるからと言って、抗生剤をくれ、ちょっと歯と歯茎の間から消毒みたいなことをしてくれただけで、これで3か月様子を見てくださいと言うことになった。3か月後その歯医者さんから、検診のはがきが来たが、どうせ治してくれないのだろうと思って行かなかった。その間歯茎に膿がたまったり引いたりしていた。  私が今の市に越してきたのは1年半前、前歯をガチっと入れてくれたのは杉並区にいた時の医師だった。私は引っ越しをよくしたので、新しいところに来ると、どこの病院がいいか等ということは分からない。  新しく参加させてもらった公民館のヨガサークルの友人に、どこかいい歯医者はないかと聞きまくり、一軒教えてもらった。そこに行った時は、最初の歯医者の時から、もう半年もたった12月だった。その間、歯茎は腫れて膿を持ったり引いたり。その2軒目の歯医者でも、歯を抜いて根本的な治療をするのが嫌みたいだった。腫れたり引いたりしているのなら、そのままでいたら、みたいなことを言われたので、とんでもないと思ってそこもやめることにした。  行き場に困って、断られるとわかっていたけど、「えいままよ」と紹介状もなく市民病院の口腔外科に行った。案の定、相談窓口の何人か並んだ看護師さんの中から一人が出てきて、ここはそんな人が来るところではないと撃退された。  悩んでいたら、娘が、「抜歯、上手、歯医者、藤沢市」と入れて検索してくれた。ひっかかったのが「ゆめの森歯科 ふじさわ」というところだった。  なんでそこが出てきたのか、よく読んでみると、親知らず抜きます、とか、口腔外科医が常駐とかいうことが書いてあった。歯科医院のフランチャイズみたいなところ。でも、そこにかかって本当によかった。めんどくさがらず、連結した歯の左半分を切って取って、うんでいる歯を抜き、仮の入れ歯も作ってくれた。 「今から金属部分を切りますからちょっと音が大きいですよ」との声かけ。親切だった。そして見事に切